春風亭一之輔の評判まとめ!チケットの取れない噺家の人気の理由5つ! | すーりらブログ

春風亭一之輔の評判まとめ!チケットの取れない噺家の人気の理由5つ!

エンタメ

春風亭一之輔さんは、今、大人気の噺家さんです。

2023年2月には笑点の新メンバーに抜擢されました。

年間900席の高座に上がるという一之輔さんですが、最もチケットの取れない噺家と言われています。

春風亭一之輔さんの人気の理由は何なのでしょう?

この記事では春風亭一之輔さんの評判まとめ・チケットの取れない人気の理由5つをご紹介したいと思います。

春風亭一之輔さんの評判とチケットの取れない噺家と言われる理由を見ていきましょう。

春風亭一之輔さんは、21人抜きの異例の速さで真打に!

春風亭一之輔さんは、2012年に21人抜き異例の速さで真打昇進を果たしました。

寄席落語に興味を持った一之輔さんは、高校で落語研究会を始めます。「ウケたんですよ、これが。初めてやった時に、あ、俺、天才だなって思いましたね。向いてんな、って思ったんですよ、この芸能の形態が」

そして、大学でも落研で活動した一之輔さんは、卒業後の2001年、春風亭一門に入門。春風亭一朝さんに弟子入りします。

中略

そして、入門から11年目、33才で21人抜きで真打ちに昇進した一之輔さん。昇進は師匠が決めたわけではなく、寄席の経営者や落語協会の幹部といった周りの人からの評判や落語協会の意向が大きかったようです。

一之輔さんは、自分の真打ち昇進を知った時のことをこんなふうに話してくれました。

「僕はね、ツイッターを落語のハッシュタグで見てたら、一之輔さんが真打ちに決まったそうです、って誰かがつぶやいてて、それで知ったんです」「で、落語協会のホームページを見たらそこに発表されてたんです」

「で、アレ?っと思って、ウチの師匠と夜一緒だったんで、真打ち決まったっていうのをツイッターで知ったんですけど、師匠は何か聞いてますか?って言ったら、いやぁ聞いてないよって言うんで、いや、師匠にまず連絡行くのが筋じゃないですか、つって」

そこで、一之輔さんが落語協会の事務所に確認すると、師匠の携帯の充電が切れていたために落語協会からの電話を受けられなかっただけだったとか。

引用元:東京海上日動Challenji Stories

入門から11年で真打昇進を果たしたので、異例の速さと言われる理由です。

でも、真打昇進の話までオチがついてるとは、さすが噺家さんですね。

芸の修業は、入門→前座見習い→前座二つめ→真打となっています。

見習いで師匠の身の回りの世話、前座で高座に上がれるようになります。

前座から二つめに上がるまでは3年~5年、二つめから真打までは10年くらいと言われているようです。

ここで見習いから真打までの仕事を簡単に紹介します。

前座見習い

前座見習いでは楽屋に入ることもできないみたいです。

師匠や兄弟子のかばん持ち、雑用、修行、着物の着方などが出来るようになると師匠の許可が出て楽屋入り出来て前座となります。

これには、師匠の判断や所属団体によってちがいがあるようです。

前座

前座見習いから前座に上がります。

前座とは、寄席の番組(プログラム)で一番前に高座へ座るので『前座』といわれます。前座の仕事は、前座見習いの仕事のうえに、今度は楽屋での仕事があります。

引用元:公益社団法人 落語芸術協会

楽屋の準備や太鼓、出囃子、師匠の着替えの手つだいに自分の稽古などがあります。

前座のお休みは、大の月の31日のみだそうです。これを4年くらい勤めると二つ目になります。

大の月は31日まである月ということでしょうか?1年に7日しかないのでしょうか?

芸の道は、簡単ではないですね。

二つ目

二つ目は寄席のプログラムで二番目に高座に上がるので二つ目というらしいです。

着物が紋付、羽織、袴が着られるようになります。

二つ目になると、雑用がなくなり毎日楽屋に来なくてもよくなりますが、自分で仕事を探さないといけなくなるそうです。

稽古をしっかりやらないとライバルと差が出てしまう時期と言えるようです。

二つ目を10年くらい勤めるといよいよ真打に昇進です。

真打

落語家で、目指すのは真打です。

真打ちとは、寄席の番組(プログラム)で一番最後に出る資格をもつ落語家です。また、弟子を取ることもできます。真打ちの語源は諸説ありますが、昔の寄席の高座には、照明用に蝋燭が立っていて、寄席が終わると最後の出演者が蝋燭の芯を打つ(切って消すこと)ことをしたために「芯打ち」といわれ、縁起を担いで、字を「芯」から「真」に換え、「真打ち」となったといわれるのが一般的です。でも、真打ちになったからといってゴールしたわけではありません。人によってはここからがスタートだという人もいます。とにかく落語家は、一生が修業で勉強していかなければならないのです。

引用元:公益社団法人 落語芸術協会

見習いから真打になるまでを簡単にご紹介しました。

やはり修行・稽古と厳しいものがありますね。テレビに出演される噺家さんを見る目が変わります。

「そうだな、一人でも多く、生で落語を聞いたことない人っていうのをなくすことですかね。これからはそうします。なんかわかんないですけど、僕の落語ってけっこう初めて聞く人でもとっつきやすいらしいんですよ。なんかこう、伝道師じゃないですけど。入り口、落語の入り口になりましょう!」

引用元:東京海上日動Challenji Stories

春風亭一之輔さんの寄席は、年間900席でもチケットが取れないほどの人気

春風亭一之輔さんですが、昨年は年間920席の高座に上がったのですが、チケットが取れないファンが多かったようです。

ファンの中には、ただでさえチケットが取れないのに「笑点」のレギュラーで出演するようになるとますますチケットが取れなくなると心配する声も聞かれます。

春風亭一之輔さんの古典落語は現代の古典落語!

春風亭一之輔さんの噺家としての特徴は、古典落語を現代の古典落語として現代的なギャグも入れアレンジして生まれ変わらせる。

高座に上がるたびにセリフを考えて新しいものに変えて話しているそうです。

また、家族やすれ違う人を観察して所作を投影する努力もしていてすべてが、今の時代に合った落語を作っているのでしょう。

私の大好きな「タイガーアンドドラゴン」というドラマで主演の長瀬智也さんがヤクザの組員で落語に感動し、弟子入りして腕を磨くというドラマがありましたけど、自分の周りの人たちを古典落語に登場させて落ちを付ける落語を披露していましたが、そんな感じなのでしょうか。(春風亭昇太さん出演・監修)

21人抜き昇進で話題の新真打ち、春風亭一之輔の披露興行が都内の定席で続いている。上野鈴本での10日間は連日超満員。やや客席も落ち着いてきた新宿末広亭をのぞいた(2日)。

 3月の落語協会の会見で柳家小三治会長は「うれしかったですよ、この人を発見して」「見に行ってびっくりした。おいおい、こういうやつをほっとくのかと」「久しぶりに見た本物だ」と絶賛した。特にほめたのが「客席をのんでかかっている」点。確かに新真打ちとは思えぬ安定感で、高座ではすでに大物の風格すら漂わせている。

 興行ではほぼ毎日ネタを変えている。すべて古典だが必ず独自の色づけがあって、それが客にはたまらない。この日は一連の興行では2度目の「あくび指南」。粋な年増に指南を受けようと、八五郎が気取って自己紹介をする場面が秀逸。

引用元:朝日新聞DIJITAL

柳家小三治会長は、めったに人を誉めないことでことで有名な方らしいですが、 春風亭一之輔さんのことは「久しぶりに見た本物だ」と言っています。

今は若手でも、10年後好きなことが出来るようになってからが勝負でしょう!と柳家小三治会長は言っています。

春風亭一之輔さんの活躍を見届けようとしているのでしょう。

また春風亭一之輔さんは、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演されています。

春風亭一之輔さんが「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演が決まったとき、楽しみにしてる方、録画予約をした方、とTwitterの書込みが多かったです。

やっぱり話題のチケットの取れない噺家さんですね。

春風亭一之輔さんが笑点の新メンバーに大抜擢!

春風亭一之輔さんが「笑点」の新メンバーに抜擢されました。

落語を初めて聴く「渋谷ギャル」を爆笑させ、その一方で、目の肥えた年配の落語通をも唸らせる。

年代を問わず、多くのファンを落語という話術で魅了してきたのが大抜擢につながったのでしょう。

身ひとつで高座にあがり、自らの話芸のみが頼りの「噺家(はなしか)」。芸を追求する道に終わりはない。場数を踏みどれだけ人気がでようと、一之輔は歩みをとめない。時に受けなければ、その場でもう一席別の古典落語をはなすこともある。
噺(はなし)をよりおもしろくするために、どんなに忙しくても時間を見つけては、歩きながらでも稽古する。根はひねくれ者だが、落語にだけはどこまでも真摯(しんし)に、貪欲に向き合い続ける。

引用元:NHKプロフェッショナル仕事の流儀

私の知人は、笑点の新メンバーが春風亭一之輔さんに決まって、すごく喜んでいました。

今風にアレンジしたおもしろい落語なので聞きに行きたいけどチケットが取れないと言っていました。

900席の高座でもチケットが取れないなんてすごい人気ですね。

今度は笑点で一之輔さんを見ることができるのは、ファンの方たちはもちろん、一之輔さんを知らなかった方たちにもうれしいことです。

春風亭一之輔さんに初めての笑点の収感想を聞いてみると、落語30席やるのと同じくらい疲れたそうです。

自己採点は、伸びしろがあるから50点、もうちょっと大きい声で落ち着いてしゃべればいいかなと語っています。

話すのが仕事の噺家さんでも、カメラの前で話すのは少しちがうのかもしれませんね。

春風亭一之輔さん 数々の受賞歴!

2005年(平成17) 5月     第10回  岡本マキ賞

2007年(平成19)10月     平成19年度  NHK新人演芸大賞決勝出場

2008年(平成20)6月      平成19年度  国立演芸場花形演芸大賞銀賞

2008年(平成20)10月      第4回 東西若手落語家コンペンティション優勝

2009年(平成21)2月      第19回 北とぴあ若手落語家共演会大賞

2010年(平成22) 10月     平成22年度NHK新人演芸大賞受賞「初天神」にて

2010年(平成22) 10月     平成22年度 文化庁芸術祭新人賞受賞「茶の湯」

2012年(平成24)4月      平成23年度 国立演芸場花形演芸大賞  大賞受賞

2013年(平成25)4月      平成24年度 国立演芸場花形演芸大賞  大賞受賞

2014年(平成26)4月      平成25年度 国立演芸場花形演芸大賞  金賞受賞

2015年(平成27) 11月     第32回 浅草芸能大賞 新人賞受賞

たくさんの賞を受賞しています。

さすが21人抜き真打昇進ですね。この受賞歴もチケットが取れない理由のひとつだと思われます。

笑点に出演することで、また注目を浴びて人気が出てますますチケットが取れなくなることも考えられます。

早めにチェックしましょう!

それから、お手軽にYouTubeで落語を楽しんでみてもいいのではないでしょうか?

春風亭一之輔チャンネル

また、CD・書籍も販売しています。ichinosuke-enichinosuke-en

まとめ

春風亭一之輔さんは、異例の速さの21人抜きで真打昇進し落語界の大物にも「久々の大物」と言われるほど活躍を期待されています。

その春風亭一之輔さんの人気の理由5つ!をまとめました。

春風亭一之輔さんは、21人抜きの異例の速さで真打に!

春風亭一之輔さんの寄席は、年間900席でもチケットが取れないほどの人気

春風亭一之輔さんの古典落語は現代の古典落語!

春風亭一之輔さんが笑点の新メンバーに大抜擢!

春風亭一之輔さん 数々の受賞歴!

春風亭一之輔の評判まとめ!チケットの取れない噺家の人気の理由5つ!をご紹介しました。

春風亭一之輔さんの評判は、大人気でチケットが取れないと言われていますが2023年2月から笑点の新メンバーとなり、ますます人気がでると予想されます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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